避難所にある“見えない不安”

災害が起きたとき、私たちの命を守る場所となる「避難所」。しかし、その避難所が必ずしも“安心できる環境”とは限りません。

先日行ったアンケート調査では、避難所の衛生状況が「十分ではない」「あまりされていない」「されているとは思えない」と回答した方が実に84.4％にのぼりました。

（fastask 調査調べ　n=978）

さらに、避難所生活で気になることを尋ねたところ、最も多かったのは「トイレや手洗い場の衛生面」（77.1％）、続いて、気になるニオイの問題については「トイレや排泄臭」が82.8％で最多の回答。

これはつまり、避難所における“衛生”と“消臭”が大きな課題になっているということです。

実際に起こる問題―衛生と臭いがもたらす二次被害

災害時、避難所では人手や衛生面の物資は限られ、トイレや洗面所の清掃が行き届かない状況が続くことも少なくありません。

そうした中で発生するのが以下のような問題です。

•    不衛生なトイレで感染症が蔓延するリスク

•    悪臭による精神的ストレスや体調不良

•    子どもや高齢者がトイレを我慢してしまうことで健康を害する

•    消毒用アルコールが足りない、または使えない人が困る状況

こうした“衛生環境の悪化”は、被災者の健康と尊厳に直結する深刻な問題です。

それでも後回しにされがちな「衛生対策」

災害時には、水・食料・寝具など“命に直結するもの”が優先されがちです。もちろんそれらも大切ですが、「衛生環境」は見落とされやすい分、被害が表面化したときには手遅れになりやすいという側面があります。

多くの方が「備蓄＝食料や水」と考えがちですが、避難生活１週間後くらいから浮き彫りになってくる衛生や消臭への備えもまた、生き抜くためには欠かせません。

実際に避難所で生活した経験者からは、「除菌アイテムが足りず、体調を崩した」「消臭対策がなくて毎日がストレスだった」との声も上がっています。

今、見直すべき「衛生・消臭対策」の備え

これからの防災対策において、除菌と消臭の準備は“新しい常識”です。特に避難所では、水や救急用品の数が制限されるため、手軽に使える衛生用品が重宝されます。

例えば、アルコールが使えない人にも配慮できる安定型次亜塩素酸ナトリウムを活用した除菌消臭剤（除菌消臭剤チャーミスト）であれば、

•    マスクや身の回りの除菌

•    トイレ周りの衛生管理と悪臭の消臭

•    数日洗っていない衣類の消臭

など、ひとつで多用途に使えます。限られた物資の中で、ひとつで何役もこなせる衛生アイテムこそ、避難所での真の“助け”になるのです。

あなたの備えが、未来の安心につながる

今、もう一度考えてみませんか？

「食料や水」だけでなく、「衛生」と「ニオイ」への備えも、私たちの命を守るうえで欠かせない要素です。

あなたや家族が避難所で少しでも快適に、健康に過ごすために――。

今すぐにでもできる備え、それは

“1つの除菌・消臭アイテム”を防災袋に加えることです。

災害はいつ起こるかわかりません。

ですが、備えることは今すぐにできます。